不動産は不動産業者に直接買い取ってもらう方法と、仲介を依頼して販売してもらう方法があります。
買主と売主の間に不動産業者が入り、売買契約を成立させることを不動産仲介と言います。
所有している不動産を仲介で売却する場合、どのようなポイントがあるのしょうか。

不動産を仲介で売りたい人は、パートナーとなる不動産業者選びに妥協しないことです。
買取再販の実績はあっても、仲介業が得意ではない業者もいます。
買取では、実際に販売されている価格(実勢価格)の70%~90%が買取価格の相場とされています。
例えば、仲介販売で3000万円位で売却できそうな物件ですと
3000万円X70%=2100万円位から高くても、3000万円X90%=2700万円位が買取価格となるでしょう。
これは、買取した不動産業者は修繕費用・諸費用等・予定利益などを買取価格に上乗せして販売する事になるので仕方がないでしょう。

しかし仲介では、実際に売り買いされている相場の金額で取引をします。
そして、取引や商談の際に自分自身の対応に問題がなくても依頼した不動産業者に問題があると、買主候補者に悪いイメージを与えることになります。
反対に言えば自分の方から特に何もしていなくても依頼した不動産業者が優秀であれば、買主候補者に良いイメージを与えられるのです。

信頼と実績の有る不動産業者に仲介を依頼することは、様々なメリットもあります。
取引条件の調整や必要となる書類作成などを全て任せることになる為、売主となる個人の負担は軽減されます。
仲介業者を選ぶ際に、候補となる業者と相談できる機会があれば不動産市場の状況を質問したり、こちらのニーズに応じた提案があるかなどをチェックして判断してください。

もう1つ不動産を仲介で売りたい人必見の情報なのですが、仲介手数料が安くなる場合もあります。
上記のとおり仲介は買主と売主との直接的な契約ではなく間に不動産業者が入るため、仲介の成功報酬として仲介手数料が発生します。
宅地建物取引業法(宅建業法)という法律により、仲介手数料には上限が定められています。
しかしあくまでも上限に関する決まりがあるだけで、割引き交渉は禁止されていません。
割引き交渉を成功させるポイントですが、売却に関する契約の意思を明確に示すことです。

不動産仲介業者の利益は成功報酬の仲介手数料だけです。これは宅建業法で決められているので、法定仲介手数料以上 又は 名目の如何を問わず仲介手数料以外の金銭を受領することは法律違反となります。
そのため契約の意思がない人を、不動産業者は相手にしたくないでしょう。
仲介手数料をもう少し安くしてくれたら契約する、と伝えてみてください。
又、他にも相談先となる不動産業者があるとさりげなくアピールすると、こちらにとって都合の良い条件で話が進むかもしれません。
しかし、依頼する物件の販売難易度や相手方(不動産業者)の事情も考慮して、現実的な範囲で交渉してください。

自分の不動産がどのような人の手に渡るか見届けたい人には、買い取りではなく仲介をおすすめします。
そして、一番大事な事は、
購入してくれた買主だけではなく、パイプとなってくれた不動産業者にも感謝の気持ちを持つようにしましょう。
販売を依頼する不動産業者を見つける為に不動産一括査定サイトを利用するのも良いかもしれません。
査定依頼を送信すると複数の不動産業者から連絡が有りますので、連絡のやりとりや実際に会ってみて自分にピッタリの不動産業者を見つける事ができると思います。