不動産には様々な種類がありますが、実は価値が下がらないとされるものもあります。
たとえばマンションの中には資産価値の下がらないものもあり、人気を博しています。
そのようなマンションにはどのような特徴があるのか、一緒に見ていきましょう。

価値の下がらないマンションは、ヴィンテージマンションと呼ばれています。
築年数が経過しても資産価値が下がらず、魅力を持ち続けるマンションという意味です。
不動産の仲介業やデータ収集を行う企業により、ヴィンテージマンションが定義されています。

たとえば首都圏のマンションであれば、調査時点で築年数が10年以上であり住居系地域にあることです。
平均専有面積が100平方メートルで、同一マンションの中古流通物件の90パーセント以上が坪300万円以上である必要もあります。
この定義は調査を実施した会社によるものですが、参考にはできるでしょう。

2016年に実施された調査の結果によると、首都圏にはヴィンテージマンションが237棟あります。
そのうちの3分の2以上が、東京23区にあるとわかりました。
人口が多く様々な施設が隣接するなどの条件も、資産価値が下がらないことにつながっているのかもしれません。

マンションを含めた一般的な不動産(建物)は、築年数の経過とともに価値が下がりやすくなります。
築年数とともに修繕すべき箇所が目立つようになり、老朽化していくためです。

上記では築年数が10年以上であることを定義の1つとして紹介しましたが、ヴィンテージマンションの場合は立地が大きく影響します。
立地条件が良ければ築年数に関係なく、そこに住みたいと考える人が現れやすいのかもしれません。

マンションの近くに駅があれば、通勤通学がとても便利となります。
医療施設や消防署や警察署、もしくは交番などがあればいざというときに安心です。
商業施設や娯楽施設があれば、休日に遊ぶことができるでしょう。
このように立地条件が良いだけで、一般的なマンションよりも価値が高くなる場合もあります。
その価値の高さが10年経過しても変わらず、時代の変化による悪影響を受けないマンションがヴィンテージマンションとなるのです。
その他、「デザイン」「管理状態」「価格」などがヴィンテージマンションとしての条件です。
「デザイン」は流行もありますが、いつの時代でも古さを感じさせない外観と内観が必須です。
「管理状態」大規模修繕を適切なタイミングで実施しているか、日々の清掃やメンテナンスが行き届いているかなどです。
これは、外から見ても判断がつかない為 不動産業者に査定してもらう時や、販売中に内覧客へアピールする事で理解してもらえるはずです。
「価格」は、地域差もありますが、その地域では比較的高額な物件が該当します。価格が高額だと不動産としての価値も高いと考えるのが妥当です。

もし保有するマンションがヴィンテージマンションに該当する場合、買取や仲介を依頼したら高額で売却できるかもしれません。
特にどのような立地条件にあるかが重要で、マンションの状態だけではなく周囲の環境も評価されるのです。