不動産(建物)は月日の経過とともに価値が下がりやすくなりますが、価値の下がらないとされるものもあります。
古い一戸建てにも高い価値を維持したままのものもあり、様々な環境が評価要因となるのです。
一戸建てそのものの魅力もそうですが、どのような環境にあるかが重要なのかもしれません。

人気のあるエリア、住んでみたい街、などのランキングを見たことはないでしょうか。
ウェブ企画や雑誌などでランキング形式で発表されることもありますが、このような情報は参考にできます。
ランキングで上位に入るエリアや街には、決まったイメージが定着することもあります。
若者が多く集まる街、おしゃれでファッションを楽しめる街、などのイメージです。
良いイメージが定着すると人々の意識がそこに行ってみたいから、そこに住んでみたいに変わる可能性もあります。

意識の変化を自覚した人々が移住すれば、人口が増えます。
人口が増えると交通網や住環境の整備が必要になり、その影響で物価が上昇する場合もあります。
こうした現象が一時的にではなく長く続くことで、価値の下がらないエリアや街ができます。
そうしたエリアや街にある一戸建てが、価値の下がらない不動産となるのです。

立地条件を考えると、利便性が高いことも重要です。
駅や商業施設などが近くにあり快適な生活ができる、などの魅力があると一戸建ては高く評価されます。
そこに住むことで生活環境が快適となるかが、1つのポイントと言えます。
物件が良好に管理されていることも重要です。

一戸建てはマンションやアパートとは異なり、住んでいるときはすべて自分で管理することになります。
共同スペースなどもなく、清掃作業を行う業者のスタッフが定期的に訪れるわけでもないのです。
一戸建ての管理状況については所有者本人の管理意識に左右されます。
マンションのように長期修繕計画を作成してまでとはせずとも、少なくとも、外壁・屋根・土台(基礎)・柱などの主要構造部分については定期的に検査やメンテナンスをすると、良い状態をキープできるでしょう。
住んでいる地域や部位によってはメンテナンス周期は異なりますので、一度も検査等を行った事がない場合は専門業者へホームインスペクション(建物検査)を依頼して、状況を把握するとともに、メンテナンス周期などを相談すると良いでしょう。

加えて独特の魅力があると、価値が下がりにくくなります。
駅からは少し離れているが綺麗な景色を見れる場所がある、壁が防音で楽器を大きく鳴らすことができる、など一般的な住宅には無い魅力です。
また、家庭用のプールが有るとか、地下から湧いている温泉が利用できるなども、一般的な一戸建てにはない魅力となるでしょう。
何かがプラスアルファされていれば、売却時にはチャンスがあるかもしれません。

一戸建てがどのようなエリアや街にあり、プラスアルファとなる魅力があるかが価値を下げないためのポイントとなります。
購入(買い替え)を検討している場合、いつまでも良い環境で生活できるよう、記事の中で紹介したような一戸建てを探すと良いです。