不動産(建物)は経年数や状態によって価値が変動するものであり、適切な管理が求められます。
一方で経年によって評価が下がらない不動産は土地です。
土地は、経年以外の要因で価値が上がったり下がったりします。
では、高い価値を維持できる土地には、どのような特徴があるのでしょうか。

まず基本的な特徴ですが、利便性が高いことです。
土地を購入して住宅などの建物を建てたとき、どれだけのメリットがあるかがポイントとなります。
たとえば土地が駅の近くにあれば、交通の便が良いです。
住宅を建てたときは通勤通学においてメリットがあり、飲食店などを開いた場合はアクセスにおいてメリットがあります。
駅の他にも商業施設や病院などが近くにあれば、土地の価値に大きく影響します。
価値が高くなり周囲の環境が悪い意味で変化しなければ、評価の下がらない不動産として人気が出る可能性もあります。

土地の将来性を考えることも重要です。
その土地がある地域に今後どのようなものができ、どのようにして人が集まるかを予測するのです。
駅や商業施設などは便利なもので、その近くにある不動産を狙って売却や購入を計画する人もいます。
しかし便利な施設を集約すると、不便となる地域ができることもあります。
そのような地域にある土地には将来性は期待できないため、避けるようにしてください。

 

最近は、災害に強い、もしくは対策しやすい土地も評価が下がらないとされています。
日本は地震大国とも呼ばれており、今までに大きな地震が何度も発生しています。
地震だけではなく台風や洪水により、甚大な被害を受けた地域もあります。
日本が甚大な被害を受けたとき、アメリカや台湾などの国々が支援をしてくれました。
日本の災害は、海外でも大きく報道されるなど、関心の高さがうかがえます。
自然による災害は未然に防ぐことができないため、事前に対策を取る必要があります。

不動産における対策ですが、災害に強い地域を選ぶことです。
地盤の強固さや河川や海からどのくらいの距離があるかをチェックし、いざというときでも避難しやすい場所にある土地が良いです。
過去に発生した災害のデータを参考にすると、同じ地域の中でも安全性が高い場所がわかるかもしれません。
各自治体には「ハザードマップ」というものが用意されています。
土地の売却を検討されているかたは、自分の所有している土地にはどのような災害リスクがあるのかを各自治体やハザードマップポータルなどで確認しておくと良いでしょう。
逆に、土地の購入を検討しているかたは、災害リスクと購入価格を天秤にかけて検討して下さい。
これからは、安心して住むことができる土地が、評価の下がらない不動産となり得ます。

土地の利用方法は所有者の自由かもしれないですが、その価値が下がる要因を知ることをおすすめします。
利便性や将来性が期待でき災害に強い土地が、これからの時代では求められるのです。