不動産を売却する方法の一つとして、居住中の不動産を住んだまま売却できる方法もあります。
住んだままでも売却できることに疑問を感じる人のために、それができる理由を説明します。
そしてメリットについても説明しますので、売却時の参考にしてみてください。

居住中の不動産を住んだまま売却できる理由は、買主に売却不動産を引き渡す時に空き家になっていれば良いので
住んでいる状態でも販売や売買契約の締結が可能な為です。
たとえばマンションに住む売主Aさんがいて、買主Bさんと売買契約を結んだとします。
この時点でAさんはマンションから出ている必要はなく、住んでいても大丈夫なのです。
マンションをBさんに引き渡す日までに引っ越しが完了していれば、特に問題はありません。

買主Bさんには、新しいマンションで生活を始めたい希望日があるとします。
しかし売主Aさんにも事情があり、任意の日まで生活を続けたいと考えるかもしれません。
1人暮らしの引っ越しであれば楽かもしれませんが、家族で引っ越しをする場合は準備などで忙しくなるでしょう。
そのために計画を立てた売主Aさんが、売却不動産の引渡し日ギリギリまでマンションで生活したいと希望する可能性もあります。
計画内容は双方がチェックして合意するがあることが重要ですが、上記のような事情から居住中の不動産を住んだまま売却する人もいるのです。

居住中の不動産であるため、内覧時に売主と買主が直接話ができるというメリットがあります。
売主と買主が直接話をすることで互いの疑問やギャップを埋めて、トラブルを回避できる場合もあるのです。

買主は気になることをその場で質問でき、売主はその場で不動産の良さをアピールできます。
売主にとっては自らが居住中の不動産であるため、居住期間にもよりますが 物件や周辺環境について詳しくなっているのではないでしょうか。
さらに空き家よりも居住中の不動産の方が、見栄えを良くできる場合もあります。

長く生活することで、壁や床に傷が汚れができてしまう場合もあります。
目立つような傷や汚れはマイナス査定の原因となり得ますが、居住中で荷物があればそれが目立たない事もあります。
何もない空き家で傷や汚れが露出し、マイナスの部分が目立つ事は良くあります。
また不動産売買では適度な生活感がある方が、査定時にプラスとなりやすい事も有ると言われています。

不動産を売却する予定がある人は住んだままでも売却できることを知り、買主と相談して引っ越しのタイミングを決める事も可能だということを心にとめておいて下さい。
買主とのコミュニケーションが取りやすく、査定時のマイナスを緩和できるというメリットも理解しましょう。
居住したまま売りに出したほうが良いか、それとも先に引っ越しをしたほうが良いのかは依頼する不動産業者と相談して決めるとよいでしょう。